話半分日記

半分は本気、もう半分はジョークです。お手やわらかに。

暮らす準備

 

ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと

 

 9月15日。日曜日。東京は晴れのち曇り。

奥野さんの本を読んでいて、次の暮らし方について意見がまとまったから、それについて書いておく。それから、欲しいものをリスト化しておくことにもする。その作業ログとして、今日の日記を書く。

まず、実家に帰ることになったので、実家で暮らす父と母、それから(おそらく)は弟とその連れ合いが、今の家に暮らすことになる。自分は実家にはいるけれど、おそらく実家にもいるし、自分のアパートにもいるしっていう生活をしそうな気がしていて、それはその方が「性に合っている」と思うからだ。

さて、その実家の方にはある程度設備を作り、仕事部屋のような、ある程度どっしりとしたものを構えつつ、アパートには機敏性が高く、実家での暮らし方、あるいは栃木県そのものでの動き方を考えられるような、逃げ場、簡易住居、旅先のような、落ち着かなさや、実家とは異なる空間を作ること。それをひとまずは目指したい。

 

実家のどっしり感と、それに対応する形でのふわっと感。

まずは実家だが、必要なのは本がある空間だ。今手元にある本を、ひとまず1冊も処分することなく、実家に送る。これは今週末からやろう。本を詰めて、実家に送り返す。実家には本棚を儲けるが、これは家にある古い家具を利用することにしたい。納屋にあるものを磨いて、それを本棚にする。古い家具は修理が必要かな。ひとまずこれは親に連絡しておくっと。

小学校の頃から使っていた勉強机は健在だから、それを作業用デスクに。今これを書いているデスクトップを配置する。このパソコンはまだまだ使えるから。書斎と仕事部屋を作ること。

それ以外の生活空間は、親やこれから加わる人たちとのミックスアップでどんどん変化してよい。自分で直しながら使ってもいいし、好きなように変わっていけばいい。それだけで良い。そうすることでむしろどっしり感が生まれるだろうと思うから。そういう複合さがあればいい。

父が言っていたシネマルームは、年内までには整えて、冬に映画を楽しめるようにしておこう。もうDVDは買わなくていいし、それ以上の画質で、今まで楽しめなかった映画をどうぞ心ゆくまでに体験してもらえるように、冬のボーナスで音響を揃えてやろう。

 

さて、次はアパートだ。

これはまだ推測だが、ひとつのところにいると息がつまるし、そろそろ一人暮らしも10年だから、一人でいることに自分の身体はすっかり慣れている。親との暮らしは軋轢も多いだろうし、人も呼びにくい。友人を呼んでバーベキューなんてのは家族を巻き込んでしてもいいだろうけど、そうではない時が必要だ。

で、今の暮らしを見ていて思ったのが、まずベットだ。これを見直さなくてならない。簡易的な構造の脚と、折りたためるかしてコンパクトになるマットレス。まくらと布団のセットがひとつ。これらを極めて効率的にまとめあげ、デミオとかの荷台に収められるもの。まずこれが必要。

さらに、必要なものは本棚。書斎は実家に作るから、そこが図書館のようになるとして、興味のあるものだけが集まった本棚が欲しい(そうすれば見境なく本を買えるからね)。組み立てが楽で、軽い。折りたためば荷物にならない。こんな本棚、棚が必要だ。

必然的に素材はアルミあたりになるだろう。鉄や木材のみだと軽すぎる。上部でかつ持ち運びに便利。これも折りたたんで荷台に詰めるのが良い。冷蔵庫も小さいものがひとるあればいい。両手で持ち上げられるものがひとつあればいい。45Lぐらいの。

洗濯機はいいのを見つけた。これがあればほんとにいらない。たまった洗濯モンは実家に帰ってガシガシと洗えばいい。

 

料理はするから、キッチンにはある程度道具が必要。でも今あるものをそのまま持って帰れば困らない。みかん箱1つに収納できる。それくらいあればいい。お皿も対して必要ない。茶碗とおわんが2つ、大きなお皿が何枚か。買い足す必要がない。

後は作業台としてのテーブルと適当な棚が2つあればいい。つまり必要なものは、

・軽い+組み立てが楽なベッドフレーム

・折りたためるマットレス

・布団セット

・本棚になるシェルフ(収納も兼ねて)

・作業もできるダイニングデスク

あとは細かい道具が揃っていればいい。軽くて組み立てが楽で、丈夫であること。

この2つが揃っておればOKだな。よしよし。

 

準備というか、妄想というかだけど、ある程度予算を立てよう。

さてさて!